英国中西部のシュロップシャー州で14日、スカイダイビングの撮影をしていた男性カメラマンが、パラシュートが開かないままで落下した。男性は飛行機の格納庫の屋根に激突したが、命に別状はないという。中国新聞社が17日、香港メディアなどを引用して伝えた。
「奇跡の生還」を果たしたのは、英国人のカメラマン、ポール・ルイスさん。40歳で、20年あまりのスカイダイビング撮影の経験があるという。ルイスさんは、現地のスカイダイビング会社の撮影依頼により、他の2人ともに、高度約3000メートルの上空からスカイダイビングを始めた。
高度900メートルでパラシュートを使用する予定だったが、開かず。予備のパラシュートにもトラブルが発生し、地上600メートルからは「自由落下」の状態になった。
ルイスさん地上の飛行機格納庫の屋根に激突した。屋根には傾斜がありルイスさんの体は縦方向の運動量をそぐ形で、横方向にバウンドしたとみられる。同時に、屋根の頂上部分に開かなかったパラシュートが引っかかり、それ以上の落下を食いとめた。
ルイスさんは頭部と首に負傷して、ヘリコプターで病院に空輸されたが、命に別状はないという。翌日にはけがの状態も安定し、精神的にも落ち着いているという。「パラシュート・センター」の責任者によると、ぶつかった屋根は金属の板で作られており、へこむことで衝撃を吸収した。落下位置が3メートルずれていたら、コンクリート部分に激突した。比較的軽いけがですんだのは、「奇跡的なほど、運がよかった」という。
――――――(サーチナより引用)
メインとリザーブの両方が開かない確率は天文学的数字だと言われていて、
「奇跡的なほど、運が悪かった」ともいえる。
軽い怪我で済んだのは、たしかに「奇跡的なほど、運がよかった」んだけど、
怪我をしたことに変わりはないので差し引き「ちょっと、運が悪かった」となるのだろう。
「無傷だった上に、ぶつかった衝撃で肩コリが治った」としたら「ちょっと、運がよかった」。
文面だけで判断すると、メインをカットしてリザーブがマルファンクションって感じかな。
厳密には「自由落下」じゃないはずだけど、それにしても命が助かったのはラッキー。
パラシュートが開かない確率よりも、交通事故に遭う確率のほうがはるかに高いので、
DZへお越しの際はくれぐれも安全運転で。