ダムの話

毎年台風シーズンになると話題になるのが、荒川上流の玉淀ダム。
大雨でダムの放流量が1000立方メートル/秒を超えると、その「7時間後」にDZが冠水するという経験則があり、コンテナを高台に避難させるひとつの目安でもありました。

ところがこの玉淀ダム、国交省のサイトから消えました。草
そもそも民間管理のダムなんだけど、10分毎の流量は国交省(荒川上流河川事務所)が発表してたのね。
それが、「そんなとこにダムなんて存在しないよね」と言わんばかりに消え、情報も取れません。

玉淀ダムは発電や農業用水のための設備なもんで、洪水調節機能はありません。
あふれる前にフリーフロー(垂れ流し)状態になります。
上流3つのダムが放流したものが、すべて玉淀ダムを通過するんだけど、「3つのダムを足して1000」とかいう単純な話でも無いし、到達時間も読めないし、今年は冠水の予測が難しそうです。