メイン捜索にご協力頂いた皆様に感謝します。
また、多数の皆様にご心配をおかけしたことをお詫びします。
550回(ぐらい?←ログブック溜め過ぎ)のジャンプで初めてのカット。
左側のC・D・コントロールラインが一気に縛られている状態。
キャノピーがここまでスクエアなのに、何故ラインだけが・・・?
コントロールラインのねじれだったり、ラインの整頓だったり、パックには人一倍気を使っているつもり。
とくに心当たりもなく、スタッフなどたくさんの方に観てもらったんですが、原因は分からず。
カメラで上がっていたので、ちょい高め(4,000ft)でのプル。
キャノピーオープン直後にスピン開始。(第一印象はテンションノット)
スピンを止めるために右リアライザーを引いてみるも、少し減速するだけ。
トグルを解除してシェイク・・・は無駄だと判断し、カット。
カッタウェイハンドルをプルした直後に、RSLが作動してリザーブが放出される感触があったものの、
そのままリザーブリップコードをプル、と同じタイミングでリザーブオープン。
スピン状態だったので、当然のようにラインツイスト。
カットする瞬間の気持ちは「悔しい」の一言。
「ジャンプ人生で一度もカットしたことがない。」
これが理想でした。
必要に迫られて正しい判断でカットできたとはいえ、決して誉められるものではないです。
不名誉な記録が残ってしまったものの、カットの実体験は今後のインストラクションに活かされる、と、前向きに考えます。
メインキャノピーの落下地点は、草丈3メートルほどの藪の中。
炎天下の中、ジャンプスーツを着込んでの捜索は、命の危険を感じる重労働。
ファンジャンパーの協力はご遠慮頂こうと、こっそり探しに行ったんですが、それでも探しに来てくれた方々に心から感謝します。
熱中症でフラフラだったので、全員に「ありがとう」と言えたかどうか定かではありません。
この場を借り、あらためて御礼申し上げます。
また、ボクが担当するはずだったインストラクションを交代してくれたスタッフの皆様方、ご迷惑をおかけしました。
本当にありがとうございました。